介護における嚥下困難な食事と食べさせ方


介護をしていると食事のときに、嚥下困難な食事をさせないことや食べさせ方をしないことに気をつけます。では、具体的にどんな食事や食べさせ方に気をつけたら良いのでしょうか。

嚥下困難な食事

嚥下とは口の中に入れた水分や食べ物をきちんと飲み込むことです。専門的に言うと、咽頭と食道を取って胃へ送り込むということを嚥下と言います。

介護が必要な方は咽頭や食道の力が弱っていたり、咀嚼する力が弱っていたりするのでこの嚥下行為というのが難しく、喉に食べ物が詰まり窒息などの危険が高まります。それで、嚥下困難な食事には十分に注意しなければなりません。

嚥下困難な食事は、酢の物や柑橘類などのむせやすいものです。むせてしまうと、咳き込んだり食べたものを吐いたりしてしまい食事がスムーズに進みません

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さらに、水やお茶、そしてジュースなどの水分系のものも嚥下障害を起こしやすく気をつけなければなりません。さらに、焼き魚やゆで卵、そしてふかしたお芋などの水気がなくぱさついたものや、かまぼこやこんにゃくなどの歯ごたえがあり上手にかめないものも要注意です。

お年寄りでよく喉に詰まりやすいのがお餅などの喉に張り付くものです。喉に張り付くものと言えば、焼き海苔やわかめなども嚥下困難と言えます。

嚥下困難な食べさせ方

では、介護のときに気をつけたい嚥下困難な食べさせ方はどのようなものでしょうか。
嚥下困難な食べさせ方というのは姿勢がいすに90度の角度で座っている状態です。普通に座っているだけの姿勢なのですが、90度の角度だと嚥下能力が限られている方にはむせやすい姿勢となってしまいます

そのようなときはリクライニングのいすなどに座ってもライ角度を30度から60度ほどに傾けましょう。そして首の後ろに枕などを当てて頸部を前屈させたいと思います。

食べさせるときには、食べやすいものや飲み込みやすいものから始めるようにしましょう。上記のような嚥下困難な食事から先にすると、すぐにむせたりものが詰まったりしてしまいます。

まずは、嚥下しやすいものをゆっくりかみながら食べるようにして、唾液を十分に出したり、体が食事の準備をすることができるようにしたりしましょう。

嚥下困難な食べさせ方として覚えておきたいのは、食べやすさだけを考えて柔らかいものばかりになったり味が似たものになってしまったりしないようにすることです。見た目やにおいなどで食欲を刺激するような介護食を用意して上げましょう。

毎回の食事でこれらのポイントを思いに留めておくなら嚥下障害を防ぐことが可能な限り防ぐことができるでしょう。


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