介護食士の仕事内容と給料について


介護食士の仕事内容と給料

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介護食士は介護施設だけではなく、一般のレストランなどでも仕事をすることが出来ます。高齢化が進んでいるので、多くのレストランがシニア向けのメニュー開発をする必要が出てきているのです。
おいしいメニューで有りながら、塩分を控えめにしたり、噛みやすく調理したりすることが求められています。介護食士は、そのような時代のニーズに応えるようなメニューを作っていくことができるでしょう。
調理師の資格も持っている介護食士は、実際に高齢者が食べやすいメニューを調理することができます。

多くの飲食業が、20代でも高齢者でも幅広い年齢層の方が一緒に食べられるようなメニューを開発する必要を感じています。また、シニア層へ特化したレストランを開業する可能性も模索しています。
調理師の免許だけではなく、介護食士の資格を持っていると、そのような飲食業界でキャリアアップしていくことが出来るでしょう。

福祉業界の中では、高齢者が楽しく食事をする事の大切さが見直されています。施設の中にいるお年寄り達の娯楽の一つが、食事の時間なのです。
介護食士の仕事は、お年寄り達が生きる意欲が湧くような介護食を作り続けていくことです。

年齢を重ねると、食機能が低下してきますし、病気を持つと色々な障害や制約が出てきます。介護食士はそれぞれの症状に対する知識と、どのような介護食を作ったら良いかを考案するスキルを持っています。福祉施設の中では特に介護食士のスキルが活かせる仕事が幾つもあります。
管理栄養士などと協力しながら、献立作りをする仕事もあります。

介護食士は、介護食の知識だけではなく、介護保険の制度についてもある程度学んでいます。例えば、経口栄養法にすることで介護保険が適用されるために、チューブから栄養を取り込む経管栄養法では無く、なるべく経口栄養法が続けられるように試みることもあります。
食べたり飲んだりする機能が、低下しないような介護食を作ります。また、衰えた機能が徐々に力を取り戻していくような介護食を開発していきます。夏場は高齢者の体重が落ちやすいので、体重維持や増加に貢献する、介護食の開発も行っています。

介護食士の給料は、年収300万円前後と言われています。働く職場によって収入は大きく左右されます。

介護食士は介護の現場だけではなく、社会に必要とされている資格です。一生おいしいものを食べていくことが出来るように、高齢者や高齢者を抱える家族をサポートしていける資格となっています。
様々な業界で介護食が見直されている昨今は、介護食士の資格を取得するのに良いタイミングであると言えるでしょう。興味のある方は積極的に資格取得を目指してみましょう。


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